おおした鍼灸院

東京都では妊娠している母親もしくはこれから宿そうと考えている女性に対して、東京独自の手厚い補助を受けられる環境が整っています。なぜ東京都でこの活動が盛んになっているのか、それは赤ちゃんが無事に生まれる環境を作ってあげるためです。出産時における要注意にあげられる状態が、おなかの中にいる赤ちゃんの頭が上に向いたまま動かない状態です。正常の出産のときは、赤ちゃんは上を向いた状態から徐々に胎内の中を動いて下の方向に向くようになります。固い頭を使って、胎盤を少しずつ押し広げていくことによって誕生するという流れです。頭が上に向いたままの状態を逆子と呼び、この状態のままだと母子ともども大変危険です。かたい頭ではなく足から出る状態は、押し広げる力が弱いので外に出られない状態になります。胎盤を広げる行為は母体にかなりのダメージを負わせるだけでなく、足が血管を傷つけてしまえば出血を起こす場合もあるのです。子供も胎盤からの酸素供給からすぐに肺呼吸に切り替えなければならないのに、胎盤から出られないことで酸素供給が遅れてしまい脳にダメージが出る可能性があります。そのため出産間近の検査において、頭が動いていない状態の逆子と診断された場合には無理をせずに帝王切開を選択することが多いです。そんな赤ちゃんが体を動かしているのに動けないのは、赤ちゃんが入っている胎盤が固いためです。硬くなる原因としては骨盤のずれに加えて、血行が悪いために筋肉組織が膠着していることが挙げられます。血行を良くするためには日々の生活習慣を変えることが重要ですが、セカンドオピニオンという形で出産前及び妊娠中にぜひ受けてほしいのが鍼灸院です。鍼灸は東洋医学の治療行為であり、鍼灸院では針と薬草を燃やすお灸を使って体内の循環を行います。特に鍼灸院を利用するメリットは血行促進なので、血行が良くなって胎盤が柔らかくなれば逆子のリスクを減らすことができます。